

人生には大きなイベントが誕生・結婚式・お葬式と3つあると言われています。自分が生きている中で体験できるイベントは結婚式だけ!そんなビックイベントだからしっかりやりたいですよね?一生に一度の結婚式だから情報も調べないと知らない事が多い。このサイトでは結婚式で行われる結納や最近人気の家族婚・家族挙式など少人数ウェディングの段取りなどを色々紹介していきます。結納が出来る会場や顔合わせできるレストランも紹介!少人数のおしゃれな結婚式や挙式。YouTubeやZOOMを利用したオンラインウェディングの最新情報もお届けします。結納情報・顔合わせ情報・家族婚情報・少人数ウェディング情報・オンラインウェディング情報をまるごと解説します。
結納とは古くから日本に伝わる結婚の儀式です。ちなみに最も古い結納は1400年前の日本書紀に記されており、1400年前と言うと聖徳太子が活躍した飛鳥時代になります。その頃の縁談で納采があったとの記載が結納の起源とされています。その後、結納の作法の改定などもあり、室町時代くらいに中国の結婚の作法を取り入れ現在の結納に近い形に整えられたとされています。この時の結納は公家や武家などの婚礼制度として確立しており庶民の結婚では結納は行われておりませんでした。
結納とは簡単に言ってしまうと男性側が女性側に嫁を貰う代わりに金品を送る制度で縁談がまとまった際に両家間で儀式的に行われていました。これには男性側の財力を表す事で女性側を安心させる意味もあります。結納とは日本古来から伝わる結婚前の儀式と言う事ですね。
少し前の日本では、「結婚は家と家の儀式」女性は男性の家に嫁ぐという考え方が主流でした。結納の儀式が庶民化したのは明治時代頃です。そもそも公家や武士の作法だった婚礼儀式を庶民が真似て現代の結納の形になります。結納の形は「家と家をつなぐ儀式」が基本的な考え方になります。日本各地で結納の作法は変わりますが、男性側の家は女性をもらい受ける立場。女性側の家は送り出す立場と言うスタンスは変わりません。
ザックリ話を聞いただけで結納の堅苦しさが伝わったと思います。最近では結納を行った人は全体の28%程度でほとんどのカップルが結納を行わなくなっています。
最近の主流はレストランや料亭などでの両家の顔合わせ。金品の受け渡しなどもなく気兼ねなくカジュアルに出来る事から「お顔合わせ」と言うカテゴリで結納に変わる結婚式の風習なっています。「お顔合わせ」には特に結納のような小難しい作法はありません。しかし、気を使わなくてよいという事ではありませんので要注意です。「お顔合わせ」はいくらカジュアルでOKと言っても「服装」や「髪型」などには十分に注意しましょう。
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両家のお顔合わせで利用するお店は結納のように「結納が出来るお店」である必要はありませんが「お顔合わせに相応しい」お店を選ぶ必要があります。まず無いとは思いますが居酒屋やカフェなどでは絶対にダメです。ドレスコードが異常に高いお店などもやめた方が良いでしょう。「お顔合わせ」で理想的なお店は個室があってお料理は1人1皿が出てくるお店が理想的です。例えばフレンチやイタリアンでもコースが出せる料理など好ましいですね。日本料理も創作懐石などであれば良いと思います。ご両家の好みに合わせてお店を選択しましょう。
このように、最近では結納など結婚式の儀式的な要素がどんどん簡略化されてきております。近年では結婚式自体も少人数化やカジュアル化の方向へと向かっています。それに加え最近の社会的な環境変化が後押しとなり、「少人数結婚式」「家族婚」といったプチウェディングが浸透しております。
家族婚と少人数結婚式には少し違いがあります。家族婚とは本人とその家族しか出席していない最少人数での結婚パーティーを「家族婚」としています。その為、披露宴と言うよりも家族での会食と言う雰囲気になります。「家族婚」ではこの会食の時間をどう過ごすか?という演出的な要素が悩ましいところ。一方「少人数結婚式」は家族と仲の良いお友達が出席する結婚式です。プチウェディングと言った雰囲気ですね。このスタイルが最近とっても人気があります。人数にして20名~30名程です。ん?少人数結婚式の割に多いな?と感じた方もいるかもしれませんが実際には多い人数ではありません。
家族婚の人数は父親・母親・兄妹・祖父祖母・親戚など考えと1家族で5名~10名の参加となりますので「家族婚」の平均的な出席人数は12名程です。
少人数結婚式の場合はご家族の他に友人がそれぞれ10名程参加されることが一般的です。
それぞれのご家族と友人を足し算すると20名~30名程になります。これが少人数結婚式の平均的な人数になります。
家族婚はホテルや専門式場のチャペルなどで行う事も多いのですが少人数結婚式はおしゃれなレストランや野外ウェディングなどで「おしゃれ」に行われる事もあります。最近では雑誌やCMで利用されるおしゃれなハウススタジオを使って挙式をする少人数結婚式なども増えてきております。
実は家族婚と少人数結婚式のコストを比較すると意外と家族婚の費用が高い事がわかります。人数が少ないのに高い理由にはこんな落とし穴があります。「家族だけの結婚式だし、人数少ないから料理にお金使おう」ひとたびこのように考えると、まずお料理の単価があがり始めます。更に衣装や写真などオプションは最高級になる事もあります。家族婚を総額でみたら大人数の結婚式よりも安くなります。しかし、参加者1名あたりの単価でみると2倍以上違う事も珍しくありません。
その為、友人を呼んでおしゃれな結婚式を楽しむ事は「リーズナブルでオシャレな結婚式」となります。更にハウススタジオで写真を撮影するとおしゃれ雑誌のワンシーンのような写真を撮影できる事も嬉しいですね。
少人数結婚式では自分で様々な装飾をコーディネートする事もできます。飾りつけはウェディングプランナーにお願いしましょう。材料さえそろえてあげれば装飾してくれると思います。
家族だけの家族婚も気を使わなくていいかもしれませんが、少しだけ友人を呼んで行う結婚式が最近の人気のスタイルです。
少人数の結婚式を行うと、出席できない友人が出てしまいます。また最近では遠方から移動してくる事が出来ない場合も出ています。そのような時は「オンラインウェディング」が最近のトレンドウェディングです。「オンラインじゃ一体感がでない」「見てるだけじゃつまらない」と感じるかもしれませんが、最近のオンラインウェディングは違います。
見ているだけじゃありません。一体感も生まれます!これが最近のオンラインウェディングです。オンラインウェディングではYouTubeやZOOMを利用する事がほとんどですが、YouTubeのコメント欄に進行に合わせてコメントを書いてもらい司会者が読み上げたります。例えば「このタイミングでチューしろ!」など書き込むと見てる皆が「チュー」「チュー」とネズミのようにチューコールが始まります。これを読みながら司会者が上手く参加者を盛り上げます。YouTubeを見ている人も自分の書き込みがリアルタイムに反映されるので一体感が生まれます。ZOOMを利用したオンラインウェディングも同様です。来れない方からのお祝いの言葉をもらう事ができます。世界中どこからでも参加できるのでとっても便利です。
1400年前に結納の儀式が始まり色々な人が結婚してきました。結婚は家と家をつなぐ儀式と言う意味合いが強かった時代から「好きな人」と一緒にいる文化へと変化していきました。最近では軍事目的で結婚するカップルなどはおりません。基本的には「好きな人」と結婚していると思います。結納と言う文化が現代ではやらなくなった理由の一つかもしれません。結婚に対する考え方の変化が結納と言う儀式を必要としなくなったのでしょう。